英語の第二文型がいまいち理解できていないです
英語の第二文型の構成や内容を説明します
- 英語の第二文型の構成や文の要素
英語の文型とは
英語は主語や動詞、目的語などの文の要素を配置する形によって意味が決まってくる言語です。
文型を理解することは、英語の意味を把握しやすくなるなど、英語を理解する上でとても重要です。
英語の文型の種類
英語には以下の5つの文型があります。
- 第一文型: 主語(S) + 動詞(V)
- 第二文型: 主語(S) + 動詞(V) + 補語(C)
- 第三文型: 主語(S) + 動詞(V) + 目的語(O)
- 第四文型: 主語(S) + 動詞(V) + 目的語(O) + 目的語(O)
- 第五文型: 主語(S) + 動詞(V) + 目的語(O) + 補語(C)
この記事では、この中の第二文型について説明します。
英語の第二文型とは
英語の第二文型とは、中学一年で習う基本的な文の形式の一つです。
S(Subject=主語)、V(verb=述語動詞)、C(Complement=補語)で構成されます。
主語(S) = 補語(C)の関係がある
第二文型は、主語(S) = 補語(C)の関係を持つのが特徴です。
「SはCである」や「SはCになる」というような意味が成立します。
第二文型の動詞について
第二文型の動詞は自動詞
第二文型の動詞は、目的後が不要な自動詞です。
第二文型でよく使われる動詞は以下になります。
- 状態を表す動詞
- 感覚を表す動詞
状態を表す動詞
主語(S) = 補語(C)の第二文型では、状態を表す動詞がよく使われます。
「〜である」「〜でいる」という動詞(be動詞)
主語(S) = 補語(C)の第二文型では「〜である」「〜でいる」という意味であるbe動詞もよく使われます。
I am a teacher. (私は教師です。)
It is getting colder. (寒くなってきた。)”is getting”はひとかたまりの述語動詞
「〜に見える」という意味の動詞
appear、look、seemといった「〜に見える」という意味の動詞も第二文型でよく使われます。
She looks sad. (彼女は悲しそうに見える。)
You look a little pale. (顔色が良くないよ。)
「〜になる」という意味の動詞
become、get、growなどの「〜になる」という動詞も第2文型でよく使われます。
He became a doctor. (彼は医者になった。)
I got a cold. (風邪をひいた。)
「〜のままでいる」という動詞
remain、keep、continue、stay、stand、lieなど「〜のままでいる」という動詞も第二文型で使われます。
He stays in shape. (彼は体型を維持している。)
The door remained closed..(ドアは閉まったままだった。)
感覚を表す動詞(知覚動詞)
watch、sound、taste、smell、feelなど、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)に関係する動詞を知覚動詞といいます。
第二文型では知覚動詞もよく使われます。
It sounds good. (いいですね。)
I feel sleepy. (お腹が空いています。)
第二文型の補語について
補語とは
英語での補語とは、主語や動詞、目的語の性質や状態などを補う文の要素です。
第二文型での補語は、主語(S) = 補語(C)で主語がどういうものかを補います。
補語は名詞や代名詞または形容詞
主語や動詞などの意味を補足する要素を補語と言います。
第二文型での補語は、主語がどういうものかを補います。
名詞の場合
補語に名詞を置いて、主語(S) = 補語(C)であることを表します。
We remain good friends. (私達はずっと仲良しです。)
He became a actor. (彼は役者になった。)
代名詞の場合
名詞と同じように代名詞も、第二文型の補語になります。
This is mine. (これは私のものだ。)
形容詞の場合
補語に形容詞を置いて、主語の性質などを説明します。
Everyone is so kind. (みんなとても優しい。)