【できること】STUDIOの特徴やメリットと使いどころ【できないこと】

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生徒

ノーコードツールのSTUDIOはどんな感じですか?

先生

STUDIOの特徴やメリット、デメリットに付いて説明します

この記事で分かること
  • ノーコードのWEB制作ツールSTUDIOの特徴やメリット、使いどころなど
目次

STUDIOの特徴

STUDIOはWEBサイト制作のノーコードツールで以下の特徴があります。

  • クラウド型のサービスで、操作は全てブラウザ上で行い、データは全てクラウドに保存される
  • 画面デザインは全てデザインエディタで行い、HTMLやCSSは一切触れることができない
  • アニメーションやカルーセルなどもノーコードで作成できる
  • CMS機能があり、ブログなどデータベースが必要な機能もノーコードで作成できる

STUDIOの料金プランは4種類

STUDIOの料金は選択プランによる固定制で、次の4つのプランがあります。

  • 無料プラン 0
  • Starterプラン 月払い1,480円(年払い11,760円)
  • CMSプラン 月払い3,280円(年払い29,760円)
  • ビジネスプラン 月払い5,680円(年払い59,760円)

有料プランの支払い方に月額払いと年額払いとがあり、年額払いは最初に一括で払う必要がありますが、12で割った金額が月額払いよりも2割程度安くなっています。

無料プランはCMS機能も使えるがバナーが表示される

機能や使い方を試すためのプランで本運用には向かない

STUDIOはアカウント登録さえすれば無料プランでもサイトを公開できます。

無料プランでもCMS機能やフォーム機能を使用できますが、以下の制限があり実運用には向きません。

  • 公開ページにSTUDIOのバナーが表示される
  • 独自ドメインを使用できない(https://________.studio.site)

Starterプランは低価格でサイト運用が行える

静的サイトのような内容であれば十分なプラン

CMS機能は使用できないためブログや情報を頻繁に更新するサイトには向きませんが、静的なWEBサイトならこのプランでも十分です。

Googleタグマネージャーとの連携はStarterプランから行えるので、サイトに動的な効果を追加することもできます。

無料プランとの比較
CMSプラントの比較
  • STUDIOのバナーが表示されない
  • 独自ドメインでの運用が可能
  • Googleタグマネージャーと連携可
  • CMS機能が使用できない
  • PV数やフォーム件数の制限が厳しい

無料プランで使用できるCMS機能がStarterプランでは使用できないので注意が必要です。

CMSプランはデータベースを利用するようなサイトも作成できる

CMSプランはCMS機能を用いて、ブログや最新情報などデータベースを利用して行うようなデータ管理wを行うサイトも構築できます。

個人サイトで月間PV数が100,000以下であれば、このCMSプランで十分だと思います。

ビジネスプランは優先サポートがありPV数の多いサイトに対応

月間PV数が100,000PVを超える場合や、優先サポートが必要な場合はビジネスプランになります。

STUDIOのメリット

HTMLやCSSの記述が不要

ノーコードツールのSTUDIOには、コードの編集や確認を行う画面が無いため、HTMLやCSSのコードには一切触れずにWEBサイトを作成できます。

STUDIOではコードは一切書きませんが、HTMLやCSSの知識が無いと、STUDIOのエディタで何をどうすればが実現できるのかピンとこないため作業に時間が掛かると思います。

システムやプラグインなどの更新が不要

WordPressのサイトの場合、WordPressやプラグインの更新が必要です。

もし、ApacheやPHPに重大な脆弱性が見つかった場合、それらを自分で更新する必要が出てきます。

STUDIOではサーバー環境に触れることが無く、サービスまかせで何もする必要がありません。

SSL化や証明書の更新が不要

STUDIOでは何もしなくてもhttps://~のURLで作ったサイトが公開されます。

SSL証明書の更新も、STUDIOまかせで気にする必要がありません。

STUDIOのいまいちな所

独自ドメインは別のサービスで購入する必要がある

STUDIOはドメインの販売は行っていませんので、お名前.comなど別のサービスで独自ドメインを購入して、STUDIOのサイトと紐付ける必要があります。

他のレンタルサーバーやVPSサービスの独自ドメインもセットのプランと比べて手間が掛かります。

できない表現がそれなりにある

STUDIOのデザインエディタはさまざまな表現を作成できますが、できない表現もそれなりにあります。

Googlleタグマネージャと連携することで、JavaScriptでできる表現にはかなり対応できますが、STUDIOでサイトを公開しないとGooglleタグマネージャは動作しないので、動作検証に手間が掛かります。

バージョン管理機能に制約がおおい

STUDIOにもバージョン履歴機能が付きましたが、デザインデータだけしか復元デキないなど制限が多いです。

STUDIOのバージョン履歴機能については以下の記事で説明しています。

デザインツールの操作にクセがある

表示されるWEBサイトの画面そのままを直感的な操作で編集できるSTUDIOのデザインエディタですが、以下のような操作は行いづらいです。

  • タブ切り替えなど同じ場所に複数の内容を表示する場合、画面上に重ねて表示するか、並べて表示する形になるので後ろに並べた要素の内容が編集しづらい。
  • コードは確認できないので編集や見直し時にいちいちプロパティをマウスで選択する必要がある。

Google Adsenseなどアフィリエイトを直接利用できない

STUDIOのサイトでは、Google Adsenseを利用することができません。

また、HTMLを一切編集できないため他のアフィリエイトプログラムの広告コードをサイトにそのまま貼ることができません。

STUDIOが向いているケース

サーバーを管理したくない

サーバーの管理が不要で管理画面も無いため、サーバーに付いて気にすることなくWEBサイトの制作に集中することができます。

キャンペーンサイトなど短期間用のサイト

運用期間が短期間で更新の必要があまりないキャンペーンサイトなどを短時間で作りたいケースには向いています。

STUDIOが向いていないケース

多数の記事を掲載するブログサイト

STUDIOのCMS機能でブログサイトを構築することもできますが、標準的なブログサイトあればWordPressで作成した方が簡単で拡張性も高いです。

また、ページネーションの機能が無く、下に延々と表示していく形になるため、多くの記事を公開するサイトには向いていません。

アフィリエイトサイト

広告タグをサイトに貼り付けることができないため、アフィリエイトでの収益を目的とするサイトには向いていません。

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